外国籍の方
未経験でも安心して飛び込める職場環境
グラフィックデザインのスキルで建築業界に貢献する
BIMオペレーター
ゲームクリエイターに興味があり、日本の大学院でグラフィックデザインを学ぶために来日。
就職活動のなかで、建物を3DCGで表現するBIMオペレーターという仕事を知り、CIMに入社。
あなたの好きな言葉・モットーは?
「Keep moving forward(前へ進み続ける)」
これはウォルト・ディズニーの名言のひとつです。ウォルト・ディズニーは、友人たちから「お前にアニメーションなんて無理」といった心ない言葉を受けても、この言葉を胸に努力を続け、世界中で愛されるキャラクターを生み出すまでに成長しました。仕事においても人生においても、成長し続けるために私がもっとも大切にしている言葉です。
現在の仕事内容
現在は、3Dソフトを使って建物の設計図を3DCGに起こし、ムービーを作成するBIM(ビルディング インフォメーション モデリング)オペレーターとして働いています。マネージャーから案件の説明を受けてムービーを作成し、チェック・修正を繰り返しながらクオリティを高めていきます。作成するムービーは建物の完成イメージをお客様に説明するためのもので、建物の外観だけでなく、内部の構造や間取り、使用する建材の説明など、できるだけ細かく建物の詳細を伝えられるように意識して作成しています。担当する案件は、倉庫などのプロジェクトが多いですね。
CIMに入社した理由
もともとはゲームクリエイターに興味があり、日本の大学院でグラフィックデザインを学ぶために来日しました。
当初はゲームクリエイター志望で就職活動をしていたのですが、未経験だとなかなか就職が難しく、他の業界にも範囲を広げることに。たまたまCIMに就職した友人がいたので、なんとなく相談してみると、建物を3DCGで表現するBIMオペレーターという仕事があることを教えてくれました。ちょうどBIMオペレーターを募集しているとのことだったので、紹介してもらい、面接・試用期間を経て入社することができました。
仕事のやりがいと喜び
昔からコツコツと一人で何かを作るのが好きだったので、3Dツールでパースを作ったりパースをムービーにしてわかりやすく表現したり、物づくりを仕事にできていること自体にやりがいや喜びを感じています。また、マネージャーを通して「わかりやすいと褒めてくれていたよ」など、お客様からのポジティブな声を聞けるのもうれしい瞬間ですね。
この仕事に向いている人
BIMオペレーターは、もくもくと一人で作業をするのが好きな人やモノづくりが好きな人にぴったりな仕事だと思います。また、図面をもとに建物の詳細を形にしていく仕事なので、いろいろな建物を見るのが好きな人、建物に限らず物体の構成要素や構造が気になる人なども向いていると思いますね。明確なゴールはなく、作品と向き合いながらクオリティを高めていく仕事なので、ゼロから何かを生み出す仕事をしたいという方はぜひチャレンジしてほしいです。
休日の過ごし方
基本的にはインドア派なので、休日は家で過ごすことが多いですね。ゲームをしたりテレビを見たり、自分のペースでゆっくりと過ごすのが好きです。また、最近は社員の友人に教えてもらったのをきっかけに、銭湯やサウナに行くようになりました。また、まだ実現できていないのですが、日本のいろんな地域を旅行するという目標があります。社内に「日本文化研究会」という部活があるので、来年は部員になって、日本のいろいろな地域を旅したいと思っています。
今後の目標
現在入社から8カ月くらいで、仕事にはだいぶ慣れてきたのですが、まだまだ建築に関する知識や経験が不足していると感じています。また、BIMオペレーターの仕事でも作品の修正が発生することが多々あり、もっとクオリティ高めていく必要があります。そのため、継続して建築に関する知識と経験を増やしていくことと、作品のクオリティをさらに高めることが今後の大きな目標です。まだまだ未熟ですが、修正なしでお客様に提出できるような、質の高い作品を作れるように成長していきたいです。
学生のみなさんへメッセージ
入社理由のところでもお話しましたが、私はまったくの未経験でCIMに入社しました。建築に関する知識や経験は入社後に一から学ぶことができるので、建築業界やBIMオペレーターの仕事に興味がある方は、安心して飛び込んできてほしいですね。また、「3DCGやグラフィックデザインのスキルはあるけど、どんな職種を選ぶべきか悩んでいる」という方にもおすすめです。クリエイターとしてのスキルをしっかり活かすことができるので、気になった方はBIMオペレーターの仕事を一度調べてみると良いと思います。