新卒入社

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「一人で仕事を抱え込みすぎない」

社会人生活は100m走のような短距離走ではなく、マラソンのような長距離走だと感じています。社内外で求められるクオリティを長く出し続けるには、同僚や上司に協力を仰いだり、頼れる外部パートナーとの関係を構築したり、自分で一人で仕事を抱えすぎないようにしなければなりません。仕事に慣れていないうちは、どうしても「自分一人でやり切らなければ……」「こんなことで上司に相談したら怒られないかな……」といった感情が強くなりがちなのですが、自分一人でできることには限界があります。また、他人の意見や仕事の仕方を見ることで、自分を成長させることもできます。プロジェクトを成功に導くためにも、自分を今よりも成長させるためにも、一人で仕事を抱え込みすぎないように意識して働いています。

現在の仕事内容

現在は、官庁案件の建築設計アシスタントとして働いています。主な業務は、図面作成と積算業務の2つ。具体的には、既存図をもとに上司の指示に合わせて図面を作成したり、各メーカーに問い合わせて必要な建材の見積をまとめたりしています。似たような改修工事でも、施工する建物の年代や地域によって注意すべきポイントが異なるので、下調べをしっかり行い、柔軟に対応することが重要な仕事です。

CIMに入社した理由

もともと建築デザイン系の学校出身で、建築業界への興味はあったのですが、「どのようなジャンルの仕事に携わるのか？」という部分が明確ではありませんでした。そんなタイミングでたまたま海外に訪れる機会があり、そのときに見た便器がなく汚れたトイレに衝撃を受けました。そこで感じたのは「インフラの質が生活の質を左右する」という点で、建築の中でも「インフラ」というジャンルに興味を持つようになりました。そこで「インフラの改修に携われること」を軸に会社を探し、その過程で出会ったのがCIMです。説明会や面接を通して、会社の事業と自分のやりたいことが一致していることがわかり、入社を決意しました。また、オープンで柔和な社長・会社の雰囲気や未経験でもイチから設計を学べる点も魅力的でした。

仕事のやりがいと喜び

仕事内容で話したように、案件ごとに注意すべきポイントが変わるのがこの仕事の難しいところです。寒い地域と暑い地域では壁の厚さや素材が違いますし、建物が古いと新しい建築基準法に照らし合わせながら設計を考える必要があります。このような案件ごとに発生する難しい局面をすべてクリアして、スケジュール内で仕事を完了できたときにやりがいや喜びを感じます。また、官庁案件で担当する建物は日本全国にあるので、日本中を飛び回って仕事ができるのも楽しいですね。

この仕事に向いている人

図面作成と積算業務は、既存図をチェックして必要事項を洗い出したり、必要な建材をふまえて各メーカーとやりとりしたり、完了までにさまざまなタスクを消化していく必要があります。例えば、タスクのひとつである図面作成にこだわりすぎたり、仕事を一人で抱え込んでしまったりすると、次の業務になかなか進むことができず、スケジュールがどんどん後ろ倒しになってしまいます。そのため、仕事へのこだわりを持ちつつも一人で抱え込みすぎず、「必要に応じて他人に相談したり協力してもらったりできる」「複数人で協力しながらゴールを目指すのが好き」といったタイプの人が向いているのかな？と感じています。

休日の過ごし方

休日は友人とカフェに行ったり、街ブラをしたりして遊ぶことが多いですね。以前は行き当たりばったりで遊ぶことが多かったのですが、最近は事前に下調べをして、無駄なく時間を使えるように意識して遊んでいます（笑）　日本文化研究会とガッツ部という会社の部活に入っているので、国内旅行をしたり身体を動かすアクティビティに挑戦したり、社員と一緒に休日を過ごすことも多いですね。

今後の目標

今後の目標は、先輩や上司が行っているフロント業務に携わることです。先方と密にやりとりをしながら、案件の全体像や方向性、スケジュールの設定を行うなど、現在の上流工程を担当できるようになりたいですね。また、そのために必要な建築士の資格を取得するのも今後の大きな目標です。これまでは、先輩や上司のサポートを受けながらなんとか仕事ができていたので、会社にもっと貢献できるように経験・スキルを伸ばしていきたいです。

学生のみなさんへメッセージ

建築業界志望の学生さんの中には、「経験がないと入社できないのでは…」「資格も持っていないし、設計の仕事はあきらめよう」と感じている方もいるかもしれません。ただ私自身、建築デザイン系の学校には通っていたものの、経験・資格がほとんどない状態でCIMに入社しました。「経験や資格がなくてもチャレンジできる会社がある」ということは、ぜひ知っておいてほしいです。また、CIMであれば、先輩や上司からの手厚いサポートを受けながら、必要な経験・スキルを着実に伸ばすことができます。社会人一年目にぴったりな会社だと思うので、興味がある方はぜひ気軽にエントリーしてみてください。