message 代表者メッセージ
「初心の人、二つの矢を持つことなかれ。後の矢を頼みて、初めの矢になほざりの心あり。毎度ただ得失なく、この一矢に定むべしと思へ」
4月1日期首、こんな事を想いながらぶらぶらと出社。
昔も今も変わらない。
世はコスパだのタイパだのAIだのと騒ぐが、人の為す事が故、真理は何等変わりがないと改めて想う。
「今日はその事をなさんと思へど、あらぬ急ぎ先づ出で来て紛れ暮し、待つ人は障りありて、頼めぬ人は来たり。頼みたる方の事は違ひて、思ひ寄らぬ道ばかりは叶ひぬ。煩はしかりつる事はことなくて、易かるべき事はいと心苦し。日々に過ぎ行くさま、かねて思ひつるには似ず。一年の中もかくの如し。一生の間もまたしかなり」
1330年頃の人が思った事、今のビジネスマンとなにが違うのか?
想うところが多くある。
1330年頃と云えば、鎌倉幕府が崩壊する末期。
さぞかし騒がしい世の中で随分と不安定であったろうと思う。
争いが絶える事なく、先行き見えぬ中で人々は暮らしていたと察する。
令和の今とこれほどまで同じとはな・・・
賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶとはよく言ったものだと今更ながら感心する。
「花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは。
雨に対ひて月を恋ひ、垂れこめて春の行方知らぬも、なほあはれに情け深し。
咲きぬべきほどの梢、散りしをれたる庭などこそ見どころ多けれ」
日本人はかくありたいものだと思う。
昨今、右傾化が進んでいると云うが本当なのか?
日本人が日本人でなくなって行くように感じてならない。
先行き不透明な今、慌てて何かをするのではなく、立ち止まって古典に目を向けてみるのはどうであろう?
今に置き換えて何かが見えて来るように思えて仕方ない。
今年のテーマは「感謝」である。
こうして22期を迎えられたのはご関係皆々様のお陰であり、ご支援頂いた皆々様のお陰である事を腹の底から理解する必要がある。
「感謝」を技術と知恵を以って皆様へお返しするとともに、「感謝」を示す時であると思う。
さあ「集い」、皆で「感謝」を示そう。
感謝する者でなければ感謝はされない。
感謝の言葉を持つ者になろう。
コンストラクション インベストメント マネジャーズ株式会社
代表取締役