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アトリエ系の設計事務所からの転職

この業界で多くの知識・経験を得られるのは
根気良く我慢強く物事を進められる人

この業界で多くの知識・経験を得られるのは根気良く我慢強く物事を進められる人

コンストラクションマネジメント

建築家を志し、前職ではアトリエ系の設計事務所で建築デザイナーとして従事。
4年ほど働いていたが、問題解決ができるコンストラクションマネジメントの仕事に魅力を感じ、転職を考えるようになり、CIMに入社。
現在は、CM(コンストラクションマネジメント)と設計監理の2つの業務を行っている。

あなたの好きな言葉・モットーは?

「継続は力なり」

仕事でもスポーツでも勉強でも、成長するためにもっとも大切なのは継続することだと考えています。また、どれだけ才能やセンスに恵まれた人でも、継続しなければ何も成し遂げることはできないのではないでしょうか。ビジネスマンとしてはもちろん、人として成長し続けるために、私がもっとも大切にしている言葉です。

コンストラクションマネジメント 田原

現在の仕事内容

現在は、CM(コンストラクションマネジメント)と設計監理の2つの業務を行っています。CM業務は、物流倉庫の建設プロジェクトを担当しており、現在は施工がスタートした段階。現場の定例会に参加しながら工事のコスト・スケジュール・品質をモニタリングし、適正に施工が行われているかどうかをチェックしています。それと並行して工場の建設プロジェクトに設計監理として参加しており、打ち合わせをしながらお客様の意向を確認したり、社内のチームと一緒に図面を作成したりしています。それぞれ役割は異なりますが、できるだけ少ないコストでお客様の求める品質を実現できるように、試行錯誤しながら業務に取り組んでいます。

CIMに入社した理由

もともと建築家志望で、前職ではアトリエ系の設計事務所で建築デザインの仕事をしていました。建築デザイナーとして4年ほど働いていたのですが、作る側の仕事よりも問題解決ができる仕事に魅力を感じ、転職を考えるように。また、デザイン性が高い戸建てや店舗のニーズには限りがあり、ジャンルに特化することに不安を感じていた面もあります。そこで、「問題を解決しながらお客様の建設プロジェクトをサポートするコンストラクションマネジメント」「物流倉庫や工場といった収益化を目的とした建物を扱う会社」という2軸で転職先を探し始めました。転職活動を始めて1社目でCIMに出会い、運よく入社することができました。入社を決意できたのは、CIMの事業と自分の意向が合致していたのはもちろん、社長の考え方に共鳴できた点が大きいです。面接で「建築業界の数年先、百年先のビジョン」を話してくれたのが印象的で、とてもワクワクしましたし、この人の下で働きたいと感じました。

コンストラクションマネジメント 田原

仕事のやりがいと喜び

私たちの仕事では「地中障害・近隣からのクレーム・予算オーバー」などなど、予測できないようなトラブルが度々発生します。このような、予想外のトラブルをお客様と一緒に乗り越えられたときにやりがいや喜びを感じますね。また、コンストラクションマネジメントの重要な役割は、「低コストでお客様の求める品質を叶える」ことです。「安く良いものを作る」を目指して、建材・施工業者・工程などを調整しているので、それが実現できたときにも充実感や達成感を感じます。

この仕事に向いている人

途中で投げ出さず、根気良く我慢強く物事を進められる人が向いていると思います。建築は、スタートからゴールまで、長いプロジェクトだと5年程度かかることもあります。仕事の全体像を掴むまで時間がかかるので、途中でやめてしまうと得られる経験や知識が中途半端なものになってしまいます。根気良く我慢強く仕事を続けられる人の方が得られるものが大きい仕事ですし、後々成長しやすいと思いますね。

コンストラクションマネジメント 田原

休日の過ごし方

友人と一緒にフットサルをすることが多いですね。また、最近ゴルフをはじめたので、打ちっ放しで練習をしたり、ゴルフ場にでかけたりすることもあります。案件がスムーズに進行していればカレンダー通りにしっかり休めるので、フットサルやゴルフで汗を流したり、家でゆっくり過ごしたりしながらリフレッシュしています。

今後の目標

建築デザイナー・コンストラクションマネジメントというこれまでのキャリアを通して、「できるだけ低いコストで良い建物を建てる」という、作り手側の知識や経験を得ることができました。次は、このバックグラウンドを活かして、建物の投資家として活躍していきたいと考えています。社内で投資事業に携われるという方法もあるので、引き続きCIMの業務を通して経験・知識を積み、数年以内には実現したいと考えています。

学生のみなさんへメッセージ

現在それぞれが思い描いている将来像があると思うのですが、学生のときに思い描いていた未来がそのまま実現することは少ないと感じています。さまざまな経験を積むことで世界が広がり、別の仕事に挑戦してみたくなることも多々あります。ただ、先ほども話したように建築はプロジェクトのサイクルが非常に長い業界です。そのため、すべてのプロセスを経験しないことには仕事の楽しさや良し悪しを判断することができません。「楽しくない、もう辞めたい」と感じてしまう瞬間もあると思うのですが、関わった仕事を最後までやりきることが後々の成長につながります。何事もすぐに諦めずにやりきるクセを付けておくと、社会人になってからも長く成長できると思います。

コンストラクションマネジメント 田原