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コンストラクション インベストメント マネジャーズ株式会社 代表取締役 中西基晴

2025年が始まった。

20年前の2005年はどんな年であったか?
先ずは今の少数与党状態と異なり、郵政民営化で自民圧勝。
東証出来高がバブル期を上回ったとか、愛知万博開催とか・・・景気の良さそうな話題が山盛りで、2008年のリーマンショックなど微塵も思わせるものではなかった。
世界的には、原油価格の高騰や反日デモ拡大、ガザからのイスラエル撤退などが有ったが、国内が沸き冷静さを欠いていた時期だったように記憶している。
20年の時を経て、似たような事が起きている場面と、真逆な事態となっている事と、振り返ると非常に興味深い。

2025年がどのような年になるか?
色々な分析を種々の機関が行っているようで、楽しく拝読させて頂いたが、どれもポジティブシナリオとネガティブシナリオとが想定されており、予測が難しいとか・・・まぁ、そうだろうが専門家なんだから答えを出せよ・・なんて勝手に思う。

ロシアによるウクライナ侵攻の早期停戦があるのか?
可能性は高いとしつつ、条件が整わなければ・・・と云う難問が立ち塞がる。NATOを巻き込んだ戦火拡大には至らないだろうが、モスクワへの攻撃が有れば予断を許さない状況・・・
イスラエルは停戦合意するのか?
米国次第と云ったところだが、イスラエルは空白期間にどこまでやってしまうのか?それを世界は追認するのか?歴史のある事が故、日本人の我々には理解が難しい。

シリアのアサド政権崩壊で?
ロシア等の支援国は隙を突かれた格好で面白くない。また、アフリカ戦略の見直しも必要となり、ウクライナ侵攻が高く付いたのは間違いない。
内戦状態へ向かわねば良いが・・と思うが、遠い日本からニュースをみているだけ・・・

世界は随分と騒がしく不安定ではあるけども、日本はきっと変わらない。
今までと何等変わらず、そこそこの景気回復とピークアウトした物価上昇が継続する。
24年問題と云われた事は何等解決されず25年も続く。日本の構造的課題なので、妙薬など無い。

我社は20周年を迎え、ようやく人・モノ・金が揃ってきた。今期は飛躍の年としたいものだと新年早々思う。
また、一定の社会的責任を負う立場になったと認識し、自社の利益追求ではそれが果たせないと自覚する必要がありそうだ。
次の10年に向けて新たなCIMを作り上げて行きたい。


20年間ご支援頂きました皆々様に、引き続きご支援・ご指導を仰ぎたく切にお願い申し上げますとともに、
新たなCIMとして成果をお約束する企業であるべく最大限努力する事を誓います。

コンストラクション インベストメント マネジャーズ株式会社
代表取締役

中西 基晴