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コンストラクション インベストメント マネジャーズ株式会社 代表取締役 中西基晴

2024年、ウクライナ戦争は全く出口が見付からず、泥沼の長期化も予想される戦況。
米国の支援は滞り、NATOも一枚岩とは云えず戦闘の継続を危ぶむ声もチラホラ…
そこへ来て、パレスチナ・イスラエル戦争…
これも欧米と中東との火種としては大き過ぎるくらい…

一方、日本では働き方改革や改正労働基準法の適用開始に向け様々な動きがあり、経営者にとっては頭の痛い問題が山積みである。
日本からは随分と離れた地域と云う事もあり、両戦争とも日本人にはどこ吹く風か?
そうでもないのだが、三人称になってしまうのは仕方ない。
日本にとって一番身近なのは、隣国のミサイルかな。
日本の上空でも通過したら大騒ぎ…着弾するとなったら迎撃できるのか?
法律的にも、体制的にも少々心配。

新型コロナウィルス禍からの回復期の戦争で、欧米諸国や中東諸国は経済面でも金融面でも大変だろうと思う。
財政出動でばら撒いた金が回収途上なんだから…インフレ退治も容易でない。
独自路線の日本ではあるが、無関係にはして貰えない。
お陰で、記録的な株高と円安…バブル期超えなどと云われるが、中身が全く異なる。

日本の政治・経済はどうなのか?
ここ何カ月かの政治は、キックバック問題なのか不記載なのか、そんな事で支持率は記録的な低位で推移し、くだらない政治倫理審査会で停滞…
どうせ期待する答弁など無いのに…だらしないのは野党で、与党が低支持率でも受け皿として機能するほどの力も人気も無い…だから与党に危機感など生じない。

経済的には今は順調な気がする。
先を考えると少し怖いが、大き過ぎないインフレで、賃金は上昇、利息の有る状態に戻った事もマイナスではない。
ステルス増税がどうとか云われているが、可処分所得が下がる事は当面無さそう。
しかし、現役世代の所得を千切って、高齢者へ振り替えるのは、そろそろ考えものだと思う。

2024年は将来の不確実性に向けた重要な一年となりそうな予感。
今年の内に何を済ませておくか?何を進めておくのか? その達成度次第で滅びの始まりにも栄華の始まりにもなりそう。
世の中が動き出す時、企業も個人もチャンス到来。飛躍の足掛かりを掴みたいものだと思う。

コンストラクション インベストメント マネジャーズ株式会社
代表取締役

中西 基晴